秋~冬は空気が乾燥するため肌トラブルが起こりやすい季節と言われています。特に顔の皮膚はデリケートなので大変です。

口角炎を早く治す・口角炎の症状~治し方~予防まで

口角炎

唇の横らへんが切れたりカサカサになる症状のことを『口角炎』と言います。

口角炎は一度出てくるとしばらく治りにくいため厄介です。

顔の目立つ場所、唇の横の色が変わるので、見た目的にも気になるのではないでしょうか。

かく言う私も、以前は口角炎になっていた時期がありました。冬に発症する確率が高かったと記憶しています。

唇の横がどす黒くなるので、ケンカして殴られたと勘違いされたことがあります。まぁ、顔が怖いからだと思いますが。

単純に痛いのも問題ですね。

  • あくびをすると裂ける
  • 食事の時にしみる

できれば早く治したいはず。

そこで今回は、口角炎の原因をつきとめ、自分の力で治す方法をお伝えしていきます。

口角炎ごときで病院に行きたくない、なるべく薬は使いたくない人向けの、シンプルな方法です。口角炎に適切に対処すると明らかに治りが早いです。

口角炎にならない正常な肌を作ることが最も大切なので、原因を知り予防するようにしましょう。

薬に頼らないシンプルな口角炎対策4つ

口角炎の原因とは?

  1. カンジダ菌(カビ菌の1種)や化膿菌などの常在菌
  2. ビタミンb2やb6などのビタミンb群不足
  3. 肌の免疫力低下
  4. 乾燥

対策その一:肌を清潔に保つ

肌を清潔にし、口の周り、患部を絶対に舐めないようにしましょう。

患部が不潔だと、雑菌が湧きやすくなってしまうからです。

カンジダ菌などの常在菌は、健康な人の肌にも存在しています。普段は肌の免疫効果に抑えられているので問題が起こることはありません。しかし、肌の免疫力が下がると、数が増えだして悪影響を及ぼすようになるのです。

先ほど肌を清潔にすることが大事だと言いましたが、さじ加減が難しいので少し注意が必要です。

顔の洗いすぎは肌のバリアを壊す可能性があります。

洗いすぎることで、

  • 皮膚の表面に傷がつく
  • 顔の脂(皮脂)を取り除き過ぎて肌が乾燥
  • 洗顔剤の殺菌成分の効果で、肌表面の「悪玉菌」のみならず「善玉菌」まで除去してしまう

などの弊害があるからです。

人間の肌のバランスは天秤のようなもので、善玉が減ると悪玉が増える、というようなことが起こります。

肌にとってベストな選択は、水かぬるま湯で洗うことです。ただし、頭皮などの脂が強い場所は別。石鹸を使わないと油汚れを落としきれないので、素直にシャンプーを使うべきだと言えます。

口の周りを舐めてはいけない理由は、皮膚の乾燥と衛生上の問題があるからです。

  • 舐めて水分がつくと、乾く時に肌の水分が奪われて乾燥する。
  • 口の中には菌がたくさんいるので、患部が不潔になり、症状が悪化。

昔の人は「舐めときゃ治る」と言っていましたが、口の周りは舐めてはいけないということですね。

対策その二:食生活を見直す

ビタミン豊富な野菜

口角炎の原因の1つに、ビタミンb2やb6などのビタミンb群の不足があります。

  1. ビタミンb2を多く含む食品は、レバーや卵、納豆などです。
  2. ビタミンb6を多く含む食品は、バナナや魚、ナッツなどです。

バランスの良い食生活は気にしていても難しいもの。

忙しさなどからバランスの良い食事が難しい方は、サプリメントを使うのもありだと思います。

ビタミンは単体で摂ると体内のバランスが崩れます。

サプリに頼るならマルチビタミン&ミネラルのように色々と入ってるものを選ぶことです。

また、ビタミン剤などの「特定の栄養だけを抽出」したサプリには問題もあることを知っておいたほうが良いでしょう。

マルチビタミンの2つの問題点

第1の問題点は、ビタミン剤のビタミンは合成品だということです。(特に安物の場合)

合成ビタミンが全部悪いわけではないのですが、ピンからキリまであります。

中国製の格安ビタミンを使っている物もあるそうです。

ビタミン剤の裏の表示を見ても原産地が書かれていることはほとんどありません。その点は透明性に欠けているフシがあると言えます。

第2の問題点は、ビタミン剤では特定の成分しか摂れないことです。

特定の成分だけを摂っても、体内でうまく機能しない場合が多いのです。栄養素はチームで動くものなんですね。

マルチビタミンはあくまでビタミンだけなので、タンパク質は摂れません。

例えば納豆を例に考えると、ビタミンB2以外にも、ビタミンkやカルシウムなどの各種ミネラル、タンパク質も豊富に含まれています。

キモとなるのが、自然の食材にはファイトケミカルなどの未知の成分が含まれているということです。もしかしたら、まだ発見されていないビタミンもあるかもしれません。

栄養を自然の食材から摂取するように心がけておけば、未知の成分もしっかり摂取できるというわけです。

マルチビタミンを飲むときは、他の料理と一緒に飲むようにすると良いでしょう。そうすれば、ビタミン剤だけでは摂ることができない、タンパク質などの他の成分も同時に摂れます。

サプリメントとは賢く付き合うようにし、頼りすぎにご注意を。

ビタミン剤を使うのは、口角炎が治るまでの間だけにしたほうが良いかもしれません。

対策その三:ワセリンで肌をガード

ワセリン 物理的バリア

「ワセリンは薬だからタイトルと違うじゃん」と突っ込まれそうですが、私が使っているやつは医薬品ではなく「化粧用油」となっていました。

第3類医薬品のワセリンもあります。どちらにしても、ワセリンは肌に浸透しにくいため、副作用が極めて少ないという特徴があります。普通の油と比べると、酸化にも強いです。

そしてとにかく安い。肌の乾燥を防ぐにはワセリンがベストです

肌断食(化粧品を使わないスキンケア法)の先生の話によると、ワセリンは「唯一の肌に付けても良い油」なのだそうです。

馬油やオリーブオイルなどの一般的な油と比べると、ワセリンは圧倒的に酸化しにくく、肌へのダメージが少ないのです。

肌の上から油の膜を張り、乾燥を防ぎ、黴菌などから肌を守る。このバリア機能がワセリンの効果です。

ワセリンの安全性と選び方について

実は、ワセリンは石油からできています。

もしかしたら今、あなたの頭には「石油=ガソリン・灯油・危険」のイメージが浮かんだのではないでしょうか?

正直に言うと、私もワセリンの原料を初めて知った時には「ヤバくね?」って思いました。

しかし、ワセリンは石油だから危ない使いたくない、というのは完全に間違った認識です。

ワセリンの原料は確かに石油ですが、高度に精製されているんです。

したがって、石油やガソリンとは全く別物と言っても過言ではありません。

精製されているので、不純物をほとんど含まないと言われています。

不純物を含まないということは、肌を炎症させる成分も入っていないということです。

「黄色ワセリン」は純度が低いため、カブレを起こすらしいです。しかし、今販売されている物のほとんどは、純度の高い「白色ワセリン」なので問題ありません。

油焼けに関しても不純物が原因なので、ワセリンの場合は問題ありません。

また、石油は地面から掘り出すのですから、温泉と同じ「天然自然の産物」だということもお忘れなく。

ワセリンが安全な決定的証拠として、病院で火傷の治療(患部の保護)に使われているということが挙げられます。

ワセリンが危険なら病院で使うわけありませんよね。

ワセリンには、他のオイルにはない「酸化しにくい」というメリットがあります。肌に優しいワセリンを使わないのはもったいないのではないでしょうか。

とは言え、この世に完璧なものはなく、油は必ず酸化します。

例えワセリンであっても数年たつと酸化してくると言われています。酸化に関しては、空気に触れている面積が少ないほど酸化しにくくなります。

そう考えると、チューブ型のワセリンなら空気に触れる面積が少ないですよね。

ちなみに私が使っているやつはこれです。

リンク案内矢印アイコン・サイト外ベビーワセリン 60g

ベビーワセリン

ワセリンを付ける前に、患部を洗って清潔にしましょう。バイキンがつくので、手で付けないことも大事です。

綿棒のような、清潔な棒で付けるのがベストかと思います。

私は箸の反対側にワセリンを薄く伸ばして付けています。綿棒だと毎回捨てるのが勿体無い。超ド級貧乏なもので

(ワセリン塗りに使う箸は食事には使わず、石鹸で洗って清潔に保つようにしています)

ワセリン 箸

ワセリンをゴシゴシ塗りこむと肌にダメージを与えます。付ける時は、優しく、軽く押し付けるように。肌をこすらず、つけすぎないようにすることが大事です。

なお、ワセリンには「殺菌成分」や「炎症を抑える成分」は含まれていません。よって、口角炎の治療というよりは予防に向いていると言えます。

  • 冬は特に口角炎が発症しやすい季節。口の端に違和感を感じたら、酷くなる前にワセリンを塗っておきましょう。
  • 口の周りが乾燥して粉を吹いたり、唇を舐める癖のある人も、事前にワセリンを塗っておきましょう。

ワセリンは乾燥肌との相性はバツグンですが、汗でベタベタしている所には塗らないほうが良いと思います。

(※オイリー肌の場合は脂漏性皮膚炎の可能性もありますのでご注意ください。)

私自身、口角炎ができたときにワセリンを塗っていました。

明らかに治りが早いと感じたので、今は予防目的でワセリンを塗るようにしています。ワセリンを使うタイミングは、顔を洗った後と風呂の後です。(乾燥対策)

それ以降、一度も口角炎になっていません

対策その四:睡眠をしっかりとる

良い睡眠

睡眠の不足は肌の免疫力を下げるため、口角炎になりやすくなります。

  • 一晩寝ると風邪が治っていた、という経験は誰にでもあるかと思います。
  • 打撲などの外傷も、眠るごとに傷や痛みが治っていきます。

口角炎やニキビなどの肌の傷であっても同じ。人の体は、寝ている間に、傷や病気を治しているのです。

もっと正確に言うと、人は寝ている時に自然治癒力が高まります。

深い睡眠時、すなわちノンレム睡眠時に、脳下垂体前葉から成長ホルモンが分泌される。成長ホルモンの効果によって細胞が修復されるというわけです。

ストレスを避け、質の良い睡眠を取ることを心がけましょう。

睡眠の良い睡眠のための知識

口角炎対策まとめ

  1. 肌を清潔にする。洗いすぎはNG。口の周りを舐めない。
  2. ビタミンb2やb6が多い食品を意識的に食べる。まずは食事の質を上げることを考え、サプリメントに頼りすぎないようにする。
  3. ワセリンの物理的なバリアで、肌の乾燥や黴菌の付着を防ぐ。
  4. 睡眠の重要性を意識する。十分な睡眠をとる。
  • ビタミンb2が多い食品:レバー、卵、納豆など。
  • ビタミンb6が多い食品:バナナ、魚、ナッツなど。

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