なるべく薬に頼らない花粉症対策

春の暖かさを感じる季節になってまいりました。散歩やジョギング、アウトドアなど、外に出かける機会も多いかと思います。

春は温度的にはとても過ごしやすいですよね。しかし、春の訪れを憂鬱に感じている人がいるのも事実…。

春になると問題になってくる「あれ」のせいです。

そう、いわゆる花粉症です。

私は幸い花粉症ではないです。ですが、家族や知人に花粉症の人がいるので、かなり辛そうだなと想像できます。花粉症は一度発症すると治りにくい言われています。ヘタすると、一生付き合っていかないといけないアレルギー症状です。

今は花粉症じゃなくても、人ごとではありませんよね。(→後にに咳喘息が発症しました 笑)

花粉症に悩んでいるが、なるべく病院に行きたくない、薬を使いたくない人もいるかと思います。手軽に、花粉症に効くであろう食品がないか探している人もいることでしょう。

今回の記事では、花粉症と食品についての知識をお届けします。

花粉症の原因とは?

まず最初の疑問としては、花粉症の原因は何か?という所だと思います。

花粉症の原因を簡単に説明すると、体が「花粉を風邪などのウイルスと勘違いしている」状態です。

免疫システムが誤作動を起こしている状態とも言えます。

風邪と勘違いしているので、風邪と似た症状が出てくる訳ですね。くしゃみや鼻水、頭痛など。風邪とは微妙に違う症状もあります。目のかゆみや涙などです。

さて、ではどんな食べ物が花粉症に効くのか。

花粉症に効くと言われている食品って意外と多いですよね。多すぎて混乱しますし、中には根拠があいまいな物もあるようです。そこで、論理的に筋が通っているかどうかを調べ、検証してみました。

次の条件を満たしていれば、一定以上の効果を期待することができると考えられます。

  1. 炎症を抑える成分が含まれている
  2. 体内の免疫システムを正常に保つ

花粉症に効く食べ物ベスト3

荏胡麻(読み:えごま)

シソ科の植物。油として加工されることが多いです。

荏胡麻に含まれる「ルテオリン」には抗炎症作用があるとされています。荏胡麻のルテオリン含有量は、通常のシソと比べて100倍程度多いとのことです。

酸化しやすい面もあるので、火を加えずに生で食すことが大切。

レンコン

レンコンは「ポリフェノール」や「ムチン」を多く含んでいる食材のひとつです。

ポリフェノールにはいくつかの種類があります。レンコンに含まているポリフェノールには、一定以上の花粉症改善効果が見込める模様です。

NHKの報道によると、60%の人がレンコンの花粉症改善を実感したのだとか。(れんこんで作った錠剤を3か月間摂取させた結果)

レンコンを切った時ネバネバすれば、ムチンを多く含んでいる証拠です。

ムチンは粘膜を保護する成分と言われています。鼻や喉の痛み効果を期待できそうですね。

注意ポイントについて。

レンコンの旬は秋から冬です。本来は、旬の野菜は旬の時期に食べるべきかと思います。

レンコンは切るとすぐに色が変わってしまいます。それだけ足が速い(悪くなりやすい)ということです。なるべく新鮮な物を買ってきましょう。

地産地消の直売所みたいな所で、泥付きの物を買ってくるのが一番かと思います。

野菜宅配サービスなら、遠くより近場を利用することをおすすめします。例えば、九州の人が北海道の宅配サービスを利用すると、距離が遠いため輸送に時間がかかります。その分品質が落ちてしまうのです。

ところでもしかして、スーパーやコンビニの水煮レンコンですませたらいいじゃんと思っていませんか?

確かに手軽さも大事ですが、個人的にはおすすめしません。

安価な水煮レンコンの場合、ほとんどが中国産だからです。

ヨーグルト

花粉症に効く食べ物として、ヨーグルトは有名ですね。知っている方も多いかと思います。

どんな仕組みで効くのか気になったので調査してみました。実際のところ、ヨーグルトが直接花粉症に効くわけではないようです。

あくまで間接的です。ヨーグルトで腸内環境が整えば、いいことがありますよって話です。腸は吸収と浄化に関わっている重要な臓器。腸が正常化されることにより、免疫システムの誤作動も正常化されるのではと考えられています。

問題点もあります。

見ての通りヨーグルトはあくまで食品です。薬ではないので即効性はありません。ヨーグルトで花粉症改善を目指すなら、1年以上、毎日コツコツ食べる必要があります。1年以上続けても効果がない可能性もあります。

ヨーグルトの乳酸菌は種類が多く、どれが効いてどれが効かないのか不明な点が多いのも問題だと言えます。

おすすめの花粉症対策マスク

食事を用いた体質改善は、体に優しく、長期的に見ると大いにメリットがあります。

ただ、ある程度まとまった時間がかかるのが難点です。

そこで役に立つのが、由緒正しい花粉症対策アイテムであるマスク。

私もアレルギー(咳喘息)で苦しめられていた時は、マスクこそ最強だと心底思いました。

ネット中を探して1番安いやつを見つけてきたので、興味のある方はどうぞ。

サイト内リンク案内矢印自力で咳喘息を治した時に使ったマスク

花粉症を悪化させるかもしれない要注意な食品

なにげなく食べている食品が、もしかしたら花粉症を悪化させているかも?

花粉症の人は、次のリストの食品にはご注意ください。

  • スギ花粉症の場合…トマト
  • シラカバ花粉症の場合…リンゴ、豆乳
  • ブタクサ花粉症の場合…メロン、バナナ

上記の食品は「花粉症を起こす物質と構造が似ている」らしく、食べると悪化する可能性が指摘されています。

スギ花粉症の人は、花粉を使ったサプリや健康食品石鹸や入浴剤にもご注意ください。

花粉サプリでのアナフィラキシーショックの事例が2007年に報告されています。

花粉サプリは減感作療法の一種のようですが、素人判断では危険です。減感作療法とは、花粉をちょっとずつ体に入れて、徐々にならしていくという医療法です。減感作療法を受けたい場合は、素直にお医者さんへ行きましょう。

スギの花粉ヒノキの花粉は形が似ているとのことなので、ヒノキの石鹸や入浴剤の使用は控えたほうが良いかと思われます。

イチョウ葉サプリ

イチョウの葉に含まれる「ギンコール酸」は、危険度の高いアレルギー物質です。

花粉症もアレルギーの1種であるため、イチョウ葉のサプリは、花粉症の悪化要因になる可能性があります。

特に、イチョウ葉を砕いただけの粗悪品には要注意。規格外のギンコール酸が含まれているケースがあります。

国民生活センターの報告によると、48000μgものギンコール酸を含んだサプリが発見されたとのことです。

ちなみに、イチョウ葉サプリ発祥の地ドイツのギンコール酸の規定値は0.6μg以下です。

特にアレルギーのない人であっても、イチョウ葉のサプリには気をつけましょう。ギンコール酸でアレルギー症状が出てくる可能性があるからです。

イチョウ葉のサプリを試す時は、メーカーにギンコール酸が除去されているか問い合わせてから買うことをおすすめします。

プロポリス

ネット上では、プロポリスが花粉症に効くと書かれていることが多い模様。

しかし実は、プロポリスはアレルギーの報告が多い商品なのです。

特に、喘息の人は絶対飲まないように注意喚起がなされています。

花粉症と喘息には共通点が多いため、プロポリスには注意することをおすすめします。

べにふうき茶(緑茶)

緑茶が花粉症に効くというのは、ある程度信憑性が高い情報です。人を対象にした臨床試験で成果を出しているというのがその理由です。

メチル化カテキンを含むべにふうき茶を飲んでいたグループは、飲んでいなかったグループに比べて鼻をかむ回数が少なかった、という研究データが出ています。

ただし、注意したいのが飲み過ぎによる副作用です。

緑茶には「シュウ酸」と呼ばれる危険度の高い物質が含まれています。シュウ酸は結石の原因となる物質です。

緑茶以外でシュウ酸を含んでいるのは、コーヒー・紅茶・ほうれん草・タケノコなど。

シュウ酸を含む食材は意外と多いのです。そのため、シュウ酸を含む食材を食べても直ちに害があるわけではありません。摂り過ぎなければ問題は少ないと考えられています。

もう1つ注意すべきなのが肝機能障害です。

フランス・スペイン・カナダでは茶カテキンのサプリで肝機能障害が出ており、問題を起こした製品は販売禁止となっています。

あくまで茶カテキンを濃縮したサプリの例であるため、普通に緑茶を飲んでいるだけで肝機能障害になる可能性は極めて低いと言えます。

以上のことを踏まえると、緑茶で注意すべきポイントは次のようになります。

  • 緑茶カテキンを濃縮したサプリメントには注意。
  • 緑茶を水代わりに飲まない。緑茶を飲むのは食事の時だけにして、普段は真水を飲む。

花粉症のリスクを増大する要注意な生活習慣

花粉症になる人とならない人違いはどこにあるのでしょうか?実は、まだ科学的に解明されていないそうです。

ちなみに個人的見解ですが、花粉症の知人を分析したら次のような特徴があることに気が付きました。

  1. お酒をかなり飲む
  2. 睡眠不足
  3. どちらかと言うとネガティブ思考

お酒は適量なら体温が上がってプラスに働くかもしれません。しかし、飲み過ぎは明らかにマイナスにしかならないと言えるでしょう。

睡眠不足が原因で風邪をひきやすくなるという研究結果が、アメリカで発表されています。

睡眠時間が短い人は高血圧になりやすいというデータもあります。睡眠不足は交感神経を高ぶらせるため、興奮状態になり、血圧が上がるというわけです。

睡眠不足が免疫系や神経系に悪影響を与えることを考えると、睡眠不足が花粉症を悪化させる可能性はかなり高いです。

ネガティブな思考・ストレスにも要注意。

脳(心)と体は綿密に繋がっています。

最近の研究では、強いストレスが脳細胞(海馬)を破壊することが分かってきています。

脳は体の様々な臓器と繋がっているので、脳細胞が破壊されると、対応する部位に様々な病気が発症してしまいます。

気を引き締めるという意味での適度なストレスは必要です。しかし、過度のストレスは百害あって一利なし。

日々を楽しみ、ストレスをためない生活を心がけましょう。


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