背中の吹き出物のせいで水着が着れない!背中ニキビのせいでウェディングドレスを着るのが憂鬱!などという方へ

夏です。

何かと肌を見せることが多い季節。ちまたでは「スキンケアで女子力やら男子力やらのアップを!」と叫ばれているようでございます。

まぁそんなわけで、普段気にしないような所気になってしょうがない人もいるのではないでしょうか。

例えば「背中」とかね。

今回は、背中の吹き出物に適切に対処する方法をご紹介します。

背中の吹き出物 – 自宅でできるケア方法と対策

背中の吹き出物の正体は?なぜ吹き出物ができるのか?

適切な対処のために、まずは原因を知る必要がありますね。

忙しい人のために結論から先にお伝えしておきましょう。

一番確実な方法は、皮膚科で診断を受けることです。

そんなの当たり前だろ!って声が聞こえてきそうです。

ここで終わっては身も蓋もないのでもう少し続けます。自宅でできるケア方法を知りたいという人もいるはずなので。

背中の吹き出物の原因

背中の吹き出物には、大きく分けて次の2種類があります。

  1. 通常のニキビ。
  2. マラセチアと呼ばれる「カビ」が引き起こす吹き出物。

背中の吹き出物の主たる原因は、

  1. 汗の劣化。
  2. 石鹸やシャンプーの残留。
  3. マラセチア(カビの一種)。
  4. 強く洗いすぎ。

1~3は割りとポピュラーですが、4は見落としがちではないでしょうか。

私は、4の「強く洗いすぎ」の悪影響が大きいと考えています。

大抵の人は、背中に吹き出物ができれば不潔だと判断し、熱心に洗う傾向があるからです。

肌の専門家はこう提言します。

ニキビに悩んでいる人はせっけんの使用をやめるか、少なくして、なるべく水だけで洗うことです。2~3週間もすると皮脂の量が少しずつ減ってきます。2~3ヶ月後にはニキビも減ってきます。

宇津木龍一著- 肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法~美肌には化粧水もクリームも必要ありません-(166ページ)から引用

原因は肌だけにあるとは限りません。毎日スキンケアをやっている。肌に悪いことはしていない。なのに肌に吹き出物ができてしまった。そんな時は、次の3項目を疑ってみてください。特にストレスには要注意です。

  1. 睡眠不足に代表される生活習慣の乱れ。
  2. 食生活の乱れ。
  3. 環境の変化や対人関係などからくるストレス。

背中の吹き出物に適切に対処する

では、それぞれの対処法を見ていきましょう。

背中の吹き出物の種類を見分ける

マラセチアは肌に炎症を起こすカビの一種。脂漏性皮膚炎の原因菌と言われています。

カビが原因の背中の吹き出物は厄介。自己チェックしてみましょう。

マラセチア・脂漏性皮膚炎のセルフチェック
  • 頭がかゆい。
  • フケが多く、髪を洗ってもフケが止まらない。
  • 髪の生え際の皮膚がカサカサして剥けている。
  • 頭髪の抜け毛が多いと感じる。
  • 小鼻の横側が赤く炎症をおこしている。かゆい。
  • 鼻の頭がテカテカ。
  • 眉毛周辺(眉と眉の間)の肌が赤く炎症。
  • 顔に粉を吹くことがある。(カサカサする)
  • 野菜は嫌い。

マラセチアの疑いがある時は、専用の薬を塗ったほうが治りが早い。病院に行って診察を受けるのがベストとなります。

汗の劣化対策

汗で濡れた服を長時間着ていると臭くなるのは、汗が劣化しているから。

汗に含まれている老廃物や、皮脂腺から分泌される皮脂が問題です。

黴菌は老廃物をエサに増殖します。皮脂は時間が経つと腐り(酸化)肌にダメージを与えます。

皮脂腺は毛根に繋がっています。皮脂腺は顔や背中、尻などに多く分布腕の内側、太ももの内側には少ない。皮脂腺が少ない場所は、酸化した皮脂が肌に与えるダメージが少ない。腕や太ももの内側が綺麗なのは、そのためだと言われています。

対策としては蒸れないようにすることです。

吸汗速乾のシャツを選ぶと良いでしょう。ただし、安物では効果を得られない可能性が高いです。ある程度しっかりした商品を選ぶことをおすすめします。

こまめに拭き取るのも効果的ですが、ゴシゴシ擦らないように気をつけましょう。肌を傷つけてしまうからです。

石鹸やシャンプーの残留対策

頭を洗った後で体を洗う。風呂から上がる前に全身をシャワーで流す。

マラセチア(カビの一種)対策(予防)

脂漏性皮膚炎には病院でもらった薬が1番効きます。ですが、そもそも脂漏性皮膚炎を予防しておけば薬を使う必要もありません。

マラセチア対策としては洗い過ぎないようにすることと、余計な物を肌につけないことです。

健康な肌には常在菌が住んでいます。簡単に言うと、このように例えることができます。

  • 常在菌≒警察
  • マラセチア≒ならず者

警察の仕事は国家の治安を守ること。常在菌の仕事は肌の治安を守ること。常在菌は人の皮脂や汗をエサとし、その代償に微量の酸を放出。肌を弱酸性に保つ働きを担っています。マラセチアなどのカビは酸性に弱いので、肌が弱酸性だと増えることができない。

しかし、何らかの原因で常在菌(警察)が減ってしまうと、マラセチア(ならず者)が大量に増殖し、治安が悪くなってしまうというわけです。

化粧品や美容クリームに含まれる防腐剤には、品質保持のための消毒効果があります。良い菌も悪い菌も殺してしまうため、常在菌も死んでしまいます。

毎日毎日、石鹸をつけてゴシゴシ洗っていては、良い菌も綺麗さっぱりいなくなってしまいます。

(ちなみに常在菌は完全な正義の味方ではないです。悪さもします)

洗いすぎ(こすり過ぎ・刺激の強いボディソープ)

私達の肌は、想像以上にデリケートだったようです。デリケートというより、要するに何もしない(触らない・何もつけない)のが正解ということかもしれません。

こすり過ぎると確実に肌のバリアが壊れます。ボディソープに入っている界面活性剤も肌のバリアを壊す。防腐剤は良い常在菌を殺してしまいます。

肌のバリアが壊れると、炎症や乾燥が起こります。何度も炎症を繰り返すと、最終的にはシミやくすみとなります。

皮脂を洗い流し過ぎれば、体は皮脂が足りないと判断するんです。結果、逆に皮脂が増えてしまう

人体は絶妙なバランスの上に成り立っています。

「洗わなすぎ」もまた害になる。皮脂は時間経過で劣化するので、洗わないと肌にダメージを与えます。

追記:界面活性剤が全て悪いわけではなく、種類によって違うということが分かりました。

刺激が強くて肌のバリア(表面)を壊すものもあるのですが、低刺激で肌にやさしいものもあります

睡眠不足対策

サイト内リンク案内矢印睡眠の記事一覧を参照してください

食生活改善

油っこい食事が多いと皮脂が過剰に出る傾向があるので気をつけましょう。だからといって、油を制限しすぎると逆に乾燥します。あくまでバランスが大事。

ストレス対策

人はストレス下にあると、交感神経が興奮状態になります。その状態が長く続くと、自律神経のバランスが崩れ、自律神経失調症になってしまうのです。

(注:交感神経と副交感神経をあわせて自律神経といいます)

交感神経は体の様々な働きに関わっている神経。

一般的に、交感神経が興奮状態だと白血球が増えると言われています。

するとどうなるか?

白血球は攻撃を司る免疫システムです。風邪をひくと、喉が炎症を起こしますね。その炎症は、ウィルスと白血球の戦いの痕跡でもあるのです。

これは肌にも当てはまります。

白血球のバランスがおかしくなると、わずかな異物侵入に過剰反応するようになる。その結果、肌に炎症を起こしやすくなってしまうのです。

1週間に1回は完全に休む日を設けましょう。熱中できる趣味を持つことも、精神衛生上大切なことです。

究極の選択 – 風呂で洗わない?お湯で流すだけ!

実は、石鹸で洗わない入浴法があります。「タモリ式入浴法」と呼ばれる有名な方法です。

湯船に10分以上つかるだけ。他は何もしないそうです。

風呂の回数は常識的に考えて1日1回だと思われます。熱いお湯はダメみたい。

肌が乾燥する時はワセリンが良いです。あくまで、乾燥している所だけにつけるようにしてください。宇津木氏いわく、肌につけて良い唯一の素材がワセリンとのことです。

追記:タモリ式入浴法は、人によって向き不向きがあるようです。

果たして本当に、お湯だけで皮脂を洗い流せるのかどうかが問題です。

多くの場合、皮脂の脂がお湯を弾いてしまい、全く落ちないのではないでしょうか。

体質的に皮脂が少なければお湯だけでもOKでしょう。しかし、肌の脂っぽさが強い場合は向いていない可能性があります。

皮脂が劣化して肌にダメージを与えることは間違いないので、脂が多い所には石鹸を使ったほうが良いかもしれません。

私がフケを治した時の体験談はこんな感じです。興味のある方はどうぞ。

サイト内リンク案内矢印湯シャンでフケが大量発生したので自力で治した件

私の場合は、体は石鹸を使っていませんが、頭は脂が強すぎてお湯だけでは落ちないので、シャンプーを使っています。


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